普段あまりマンガは読まないのですが、新聞なんかで取り上げられるとやはり気になる。先日は、「へうげもの」を買って読んで、これはなかなか面白かった。昨日買ったのは、森下裕美さん作の、「大阪ハムレット」
- 作者: 森下裕美
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/05/12
- メディア: コミック
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森下さんといえば、少年アシベ(ゴマちゃんもいる。。)の作者で、アシベはほのぼのしつつ、少し毒もありかなり好きでした。一方、ハムレットは、本屋で表紙を見ただけだったら多分手に取らなかったと思われるほど、絵のタッチがかなり個性なんですが、話題になっており買ってみました。
大阪ハムレットは、ある種、じゃりんこチエ的な、大阪に住む人々の面白くも哀しい毎日という味わいです。マンガに登場する人々がそれぞれの生き様で、日々いろんな苦労に出会いながらも暮らしている点にリアリティがあり、それぞれ共感させられます。というわけで、真摯に作られた良い作品とは思います。
ただ一方、自分がマンガに求めているのは、軽さのある娯楽なので、このマンガは自分にはちょっと重いです。。(ファンの方すみません。なんせ私生活も少し重いので)
追記
振り返ると、単純に面白いなーと思った「へうげもの」はブログには書かず、自分にとってはすこし重い「大阪ハムレット」をこうやって(拙い記事ですが)わざわざ書いているというのは、やはり自分にとって「大阪ハムレット」が少し考えさせられるということなんでしょうな。。これからも苦労が続くと思われる松田君には陰ながら応援したくなります。。