chakokuのブログ(rev4)

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関西アマチュア無線フェスティバル(関ハム)に行った

今年の上旬にハムの免許を取って、まだ一度も電波を出していないけど、ハムの情報を得るために、関西ハムフェスティバルに参加した。フェスティバルでは各種セミナーというか講習会も開かれていて、特にモールスによる通信(CW)に興味があるので、CWの講習会に参加した。
CW講習会では、どんな方法でモールス符号を覚えたか?とか、CWをやっていてどんな時が楽しいのか(何が楽しくてCWをやっているのか)、どんな電鍵がいいのか(たてふり、バグキー、パドル、エレキー)といった話題を経験の長い人や始めたばかりの人も含めてパネルディスカッションの形式で進んだ。特に進行を担当していただいた、JA3LZCさんは、落ち着いた語り口が人となりをよく表しているようでした。いつかCWで交信できたらと思いますが。。いつの事になるやら。以下ポイントを書きます。

  • CWの楽しさは、人とコミュニケーションできた時の喜び。携帯やチャット等いろいろあるけど、苦労して情報が伝えられた時はなによりも嬉しい
  • 符号を覚えるのはカード式がいい。表に文字、裏にトンツーと書く。電車に乗っている時、つり広告などを見ながら符号を打つ。語呂で覚えるのはやめた方がいい。伸び悩む。
  • 欧文だけではなく、和文も覚えた方がいい(これは耳が痛いです)
  • 電鍵の種類として、まずたてふりを使って練習して符号をしっかり身につけてから、効率の良いエレキーに移行したほうがいい(これは賛否両論あり。電鍵はなんでもいいという意見あり)
  • 高い電鍵を買って自分へのプレッシャーにしたらどうか
  • 嫌になったらちょっとやめてもいい(確かに仕事ではないのだから、ちょっと休んでまた再開してもいい、そんなのもありですね)
  • たてふりは行儀の良い符号を打つのが一番難しい、次にパドルが難しい。一番正確に早く打てるのはエレキー

自分の場合、欧文を打つのがまだおぼつかない状態で、さらなる壁は他人の早い符合を聞き取ることはできないので、まだまだ練習しないと通信には出て行けないと思っていますが、講習会では、臆せず通信してくださいとのことだった。また、特定の周波数では、集まりを開いているので、自分のコールサインだけCWであとはSSBというのもありとのことでした。そういう初心者Welcome状態だとこっちも気楽ですが、ヘタなうち方で出てくるなよという雰囲気だったら恐ろしいので。。
以下ご参考に写真です。
会場とオープニングセレモニーの様子

CW講習会の様子。主催された方、パネラーの皆様ありがとうございました。

一般のメーカも出展、販売あり

駐車場ではフリーマーケット。これはなかなか凄いです。有名な東寺の骨董市がありますが、あの雰囲気そのままで、出しているのが電子パーツばっかりというノリ。。ここでしか見られない光景だ。。真空管も出ていましたが、3極管はなかったですね。。

今回は出会いを求めて参加しましたが、会場はハムという繋がりで集まった人たちでした。あまりいろんな人とお話はできませんでしたが、CWの講習をしてくださった方々のハムライフは参考になりました。CWをボチボチとはじめたいとは思いますが、なかなか離陸が難しいのでした。初めて関ハムに参加して、たしかにオヤジ層が主流なのでこれから先が危ぶまれますが、それでも大勢の賑わいで、ハム人口は多いのだなーと痛感しました。