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筋電位を測る(その2)

前回、アンプを作ったけどあまり結果は芳しくなかった(簡単にいうとSW ON/OFFできるのから程遠い)。今回は以下の2点改良した。

  • 電極を最短にした
  • 出力を周波数分析器(WaveSpectra)に投入

ブレッドボードから電極となるスズめっき線を直接引き出したところ。このまま皮膚に当てて電位を測定する。ただし、この幅でいいのか、位置はどこにすべきか?不明。。電極最短化はまぁノイズが乗りにくくなる利点はあるかもしれないが、波形が目立ってよく分かる効果は得られない。

左の図はフリーソフトの周波数分析器(WaveSpectra)の表示結果。アンプからの出力は、いろんな周波数が出まくっていて、何がなにやら分からない。これでも一応60Hzのフィルタを通した結果なんだが、、フィルタあまり役に立っていないような。。実際に、自分の腕に電極(スズめっき線)を刺しつつ(表皮に接しつつ)、力を入れたり抜いたりしたら、確かに波形は変わるけど、どこかの周波数が飛びぬけて高くなるわけではない、全体的に、もわっと変わるだけだ。音も一緒に聞いてるけど、音質が少し変わるがそれも微妙だ。セッティングが少し変わると結果も大幅に変わるだろう。。とにかく微妙なので、計測性能を上げるか、分析性能を上げるか、データ採取する接点(皮膚に置く電極の位置)を変えるか、、いろいろ検討が必要だ。

■ご参考URL

efu様によるフリーソフト;高速リアルタイム スペクトラムアナライザー(WaveSpectra)
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/soft/ws/ws.html

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茶国::筋電位を測る回路を試作>やはり難しい
http://d.hatena.ne.jp/chakoku/edit?date=20110710