chakokuのブログ(rev4)

テック・コミック・DTM・・・ごくまれにチャリ

Zondaホイールセットアップ

いろんな人がホイールのセットアップ記事を出しているので、自分なんぞがわざわざ書くこともないけど、もう新しいホイールを買うことはないだろうし、記録しておけばまぁ何かの役に立つかと思って一応記録。今回の作業は古いホイール(Araya+Shimano105ハブ)からスプロケットを外してZondaに取り付けて、Zondaのホイールを自分のロードのフレームにつけて調整するという内容です。(写真は残していませんが、チューブやタイヤをはめて空気を入れて、スピードメータの磁石を取り付けて、手でクランクを回して、リアホイールを思いっきり回してみるという作業もしてます。ちなみにリアホイールを思いっきり回すとジェット機のような音がします。これはかなり怖いです。かなり危険な機械のオーラが漂っています)。
ロックリング廻しを入れる。Shimanoの名称は、「Lock Ring Removal Tool」

ロックリング廻しがはいったところ

止めがないとスプロケットがぐるぐる回ってロックリングが緩まないのでスプロケット固定用の工具(Shimanoの名称は、「Sprocket Removal Tool(TL-SR23)」)を使ってスプロケットを固定しつつモンキーレンチでロックリングを緩める(ロックリングは正ねじなので左回しで緩む)

ロックリングが取れた

スプロケットのギアを一枚ずつはずす。普段掃除できないので良い機会かだら古いオイルを拭き取る。油がよく落ちるのでトイレ掃除用の流せるウエットティッシュを使ってます(もちろん油で汚れたティッシュは流しませんが。。貯まる一方。。)。

スプロケットのギアを抜き取って全部ばらしたところ(裏返しで置いています)

ZondaのホイールはShimano 11Speed用なのですが、自分のスプロケットは105の10Speedなのでギア全体の高さが違ってる(そのまま装着しただけだとガタが出るはず)。10speedにも対応できるようにZondaホイールには調整用のスペーサ(11speed->10speed)が付いてます。マニュアルによると、まずこれを一番下に入れろとなっているので、フリーハブにまず調整用スペーサを入れます。

下がホイールに付いてきたスペーサ、上がもとからスプロケットに付いてきたスペーサ(上のスペーサはスプロケットと一体で使うもので、10Speedのフリーハブでも使います(上のスペーサは調整用ではなくスプロケットの一部))

スペーサの上に外したギアをすべて装着してスプロケットのロックリングを締める(右回し)。仮組なので手で回すだけ。

スプロケットの組み上げを確認

ホイールが新しくなったのでPanaのR'Airのチューブに変えてみた。Amazonやらサイクルベース名無しでは、バルブの付け根のトラブルが多いとコメントされているので、箱から出してすぐに目視でチェックして、タイヤにはめ込む前に空気を入れて一日放置、空気漏れがないことを確認。バルブ付け根からの空気漏れのクレームが多いためか、Panaからセットアップの注意点がPDFで出ています(ご参考URLに付けました)。

チェーンラインの確認、スムーズにシフトできるようにちょっと調整しました。正しい調整方法はShimanoのマニュアルに説明されているのですが、ギア鳴りがせず、シフト(ギアのアップダウン)ができれば良しとしています。

ホイールを交換したらリムも幅が変わったのでブレーキも調整しました。以前のままだとブレーキがかかったままになってしまうので。

今回BiciSanaでZondaを発注した際、ホイールの振れ取りもお願いしていました。そのおかげなのか、ほとんど振れがありません。比べるのはかなり失礼とは思いますが、自分でホイール組んだ時はどうしても0.5mm(0.8mmかも)ぐらいの振れが残りましたが、Zondaのホイールは0.3mmぐらいの振れです(すきまゲージ等の測定器で計測してないのであくまでも感覚です)。乗り続けてスポークがどう伸びるのか、振れがどう出るのかは気になりますね。既製品のホイール(しかも扁平スポーク。。どうやって交換するのかね。これは)を自分で修理するのは多分無理だろうから。


■ご参考URL

PanaRacer 製品情報ファイル (PIF04-001が説明書きのPDF)
http://www.panaracer.com/new/info/files.html

PanaRacer R'AIR使用上の注意点(PDF)(直接リンク)
http://www.panaracer.com/new/info/file/004.pdf