chakokuのブログ(rev4)

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CWをもういちどやり直す

数年前、子供に誘われてアマチュア無線の免許を取って、どうせならCWで通信したいと思ってパドルも買ったけど、結局一度も電波を出さずにハムの活動はやめる止めていた(止めるという前に始まってもいなかった)。が!しかーし!、ひょんなご縁で、CWバリバリの人に出会って、いろいろ教えてもらえそうなので、CWをもう一度やることにした*1
ひとまず、、練習だということで、パソコンでモールスの練習ができるように、ソフトウエア(CWType)をインストールした。

CWを入力するには電鍵(Telegraph key)が必要ですが、これは昔に買って全然使っていない、GHDキーのGN807があるのでこれを使うことにした。

CWTypeと電鍵を繋ぐ必要があるが、CWTypeではシリアル、パラレル、ゲームポートのいずれかで電鍵の電極と接続する設計になっている。しかし、いまどきのPCはポート類はUSBで置き換えられていてレガシーなポートは付いていない。

そこで、USBSrial変換基板を使ってアプリ(CWType)からはシリアルが見えるようにして、PCとの接続はUSBを使い、基板を介してシリアルに変換して、電鍵との接続はシリアルで接続する。

左は構成を示す写真。PCとの接続はUSBで、USBSerial変換でSerialに変換して、電鍵との接続はSerialで行っている。デバイスドライバの働きによりPCからはSerialで繋がっているように見える。

USB-Serialが提供するシリアル制御線と電鍵との接続回路(一実装例)。CWTypeが推奨する接続回路で実装したら正常に動作しなかったので苦し紛れの接続方法です(変換基板の回路をきっちり調べていないのが一番の問題)。単に動くというだけの回路です。4.7Kの抵抗も気休めです。

USB-Serial変換基板は秋月で購入した「FT232RL USBシリアル変換モジュール」。接続に使う信号は、シリアル制御線のDSRとCTS

DSRとCTSを電鍵の電極に接続する。真ん中はDTRから取っている+電源(負理論で動かすならGNDを接続)

USB-Serial基板をUSBコネクタに差すとCOMポートが現れる(USB-Serial変換基板で使われているICはFTDIのFT232RCですが、すんなり認識されたのは以前FT232RCデバドラを入れたせいかもしれない)。

今回はCOM5として認識されたので、それに沿ってSetUpを行う。また、+電位に上がった時に信号有効(正理論で実装)と配線したので、極性はPositiveを設定。

■ご参考URL(練習方法紹介サイト等)

CWTypeのダウンロードページ
http://www.dxsoft.com/en/products/cwtype/
(電鍵との接続回路等はCWTypeアプリのHelpから参照できます)

GHDモールス通信入門(スクイズ操作等の動画)
http://www.ghdkey.com/morse.html

a1clubの練習ページ
http://a1club.net/contents-2.htm

*1:いろいろ移り気なのでCWで電波だせるまで成長するかどうか分かりませんが