chakokuのブログ(rev4)

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ESP8299が搭載されたESP-WROOM-02を買った

会社の知り合いの方より、手軽にIoTが試せるESP8299というチップがあって、ネット上で大盛り上がりと紹介を受けた。ちょっと調べると、いろんなサイトで製作レポートが報告され、秋月とかでもブレークアウトボード?とか売られているようだが、まずは一番安い素のESP-WROOM-02を購入した(Amazonでこんなコアな商品が送料無料で扱われている)。これは、ESP8299と4MBのSPI FLASHが載ったボードで、技適もクリアしているらしい。


製作記事の多くはArduinoを介してプログラミングする例が報告されているけど、できれば素(Espressifが提供するSDKFlashライタを使って)でアプリを作りたい。Espressifのサイトには開発資料やライブラリ一式が揃っていて作りたい物がわりあい簡単にできそうな予感。ひとまず、SDKのサンプル集があるので、それをコンパイルしてフラッシュに焼いてみたいと思う。
久しぶりにワクワクするチップと出会ったので、開発情報をまとめるべく、GoogleSiteにページを作った。興味のある方は見てみてください。まだSDKのサンプルをビルドしたところで、焼いてはいない。

■追記(151220)

手早く開発を進めるにはブレークアウトボードに貼り付けるべきだが、せっかくの安いチップで、コストは1000円以下に抑えたいので、余っていたユニバーサル基板でピッチ変換した。奥にあるのは、普段使っているUSBシリアル変換基板(秋月で入手)。TTLレベルで接続可能。ただし、、USBシリアル変換基板からESP-WROOM-02に対して3.3Vを供給すると正常に動作しなかったので、ESP-WROOM-02の電源は専用の系統を用意した。急ぎで配線したのでプルアップ抵抗の抵抗値が不適切だったのかも。

購入した状態ではATコマンドによる制御ができるらしく、シリアルを接続して動作テストした。電源の問題があったけど、最終的には動作確認できた。左の画面は、Tera Termを使ってESP-WROOM-02とシリアルで接続してAT[CR][LF]等を打ってみたところ。シリアルの速度は115200bps

というわけで、、最低限の動作確認はできたので、ビルドしたIoT SDKのサンプルプログラムを焼いてみる予定。

■追記(160319)
boot messageとSerialのスピードについて
boot時、起動メッセージは74880baudで送信され、ユーザとの対話モードに入ると115200baudに切り替わる。

■関連URL
GoogleSite上に作ったESP8299まとめ記事(試行錯誤中)
https://sites.google.com/site/ioteetech/