chakokuのブログ(rev4)

テック・コミック・DTM・・・ごくまれにチャリ

真空管ギターアンプの製作本

真空管アンプと作ってみたいとずっと思ってるけど、本格的なのは非常に高くて、道楽にそんなお金をかける余裕もない。3極管、300Bの球は数万円。。
片チャンネル何十万もするような高級アンプを自作する時代ではないと思うが、真空管の製作本は一部のマニアに向けてか販売が続けられている。自分が真空管アンプを作るのかどうかは置いといて、アンプの原理というか、どうやって抵抗値等の値が決まっているのか?とか知りたいと思い、素人にもある程度分かりやすそうな解説本があったので買ってみた。

真空管ギターアンプの工作・原理・設計 B&W Edition

真空管ギターアンプの工作・原理・設計 B&W Edition

まだ1/3程度しか読んでいませんが、回路にコンデンサやトランスが入っている理由、設計する上での計算根拠、有名な回路とその性質等がかなり詳しく書かれていて、しっかり理解しながら文書を読んでいけば、かなり深いところまでアンプの設計について理解できるのではないかと思いました。ただ、、この本に書かれているように、この本はギターアンプの作り方であって、オーディオアンプの作り方ではないというのが注意点で、ギターアンプとは歪ませてナンボ+大音量がポイントらしく、原音忠実再生を設計の第一優先としているオーディオアンプとは設計思想が根本的に違っていると。だけど動作点の考え方や、LCRの計算等は共通と思われ、ギターアンプだから意味がないとは思わず、一通り読んでみるつもりです。
で、気になっている真空管というのが、ノリタケのNUTUBEで、現代版3極真空管として世に出され、これを使ってヘッドフォンアンプとか小電力のアンプを作ってみたいと思っています。興味が続くかどうか分からんけど。



■参考URL

本の著者による、真空管アンプ設計・製作まとめサイト
http://hayashimasaki.net/tubebook/index.html
http://hayashimasaki.net/WP2/

ノリタケのNuTUBEサイト
https://korgnutube.com/jp/