chakokuのブログ(rev4)

テック・コミック・DTM・・・ごくまれにチャリ

DAWを使って曲をどうやって作るか?

DAWの使い方は結構YouTubeにも掲載されていて、順序立って習得することができる。が、、曲をどうやって作るか?特にモチーフというかメロディラインの作り方はUG様の解説動画以外に分かりやすい方法説明を見つけることができなかった。が、、「プログラマーが教えるDTMテクニック99」には、曲の作り方として、「まず和音を作ってずらしながら、気持ちいい展開を探せばいい」と書かれていて、うーんなるほど。理屈でなくて気持ちよさという感覚ね。。と安心したのであった。
プログラマーが教えるDTMテクニック99」
プログラマーが教えるDTMテクニック99

さらにメロディライン生成方法(「偶然テクノ的メソッド」)として、(1)ランダムに打ち込んで(2)クオンタイズで長さをそろえて(3)符点8分のディレイ(4)ベースラインを決めて余計な音を消す、と具体的な方法論も書かれている。すばらしい。これはもうアルゴリズムの世界ですね(生成文法といいましょうか)。
(がしかし、デモCDで聴いてみると上記手法で生成されるメロディは微妙でなんとも言えない」)。ごちゃごちゃ言う前に自分で手を動かして作るべきだろうけど(今は本を読んでいる)

偶発性を楽しむ作り方という意味では、PythonとかでDAWAPIを叩いて(そんなAPIあるのかどうか知りませんが)、ランダム性*一定のルール枠で、大量にパターンを作ってどんどん流して、自分が気持ちいいと思うのを残していけばいいのでは?とも思う。

MIDI over BlueToothってのがあるようで、MIDI over Bluetoothで繋がった先がPythonで書かれた仮想キーボードみたいな感じかも。あるいは、Web MIDI APIってのもあるようだが。。

DAWを使って曲いじりをしたいと思ったのは四つ打ちのドラムで曲を作りたかったというもあった。FL-Studioを最初に触った時、バスドラの音色がかなりスカスカでなんじゃこら?となったのだが、それはプリセットだけの問題であった。本によると、かつてEDM系のドラムはTR-909が使われていて、今となってはビンテージのレアものだが、、音源はソフトシンセ(D16 Group TR-909 Drumazon等)を使えばよいとのこと。

下は、ぐぐって見つけたMaxsynthsのFree Plugin DR-910を入れて4つ打ちやってみたところ。ノートPC内蔵のスピーカだと全然良さがわからんかったけど、モニター用のヘッドフォンで聴くと、ズンドコ感でかなりええ感じです(テンポは118)。

Maxsynths DR-910

■ご参考URL
UG様による作成動画
https://www.youtube.com/watch?v=NEZFdfc8S7E

Dashboard APIってのはあるけど、、ちょっと違う
Dashboard API

VSTホストを作ろう! - hwm's blog

【VSTHOST】VSTHOSTでVSTiやVSTeを使用できるまでを簡単にまとめてみた | 春望

GitHub - fedden/RenderMan: Command line C++ and Python VSTi Host library with MFCC, FFT, RMS and audio extraction and .wav writing.

http://www.vst4free.com/free_vst.php?plugin=DR-910&id=2376