自宅の電気メータがアナログなやつからスマートメータに置き換わったので、瞬時値や積算値を見てみたいと思い、Nature Remo E lite(以降、Remo E)を購入した。これで測れるのは、スマートメータの値(コンセントの合計)で、分岐回路ではない。どれが電気をどれぐらい食ってるのか分からないので、コンセントごとに測れるようにワットモニターも買った。
外観は以下のように白い円筒形のデザイン
Remo Eは表示機能がないので、スマフォにアプリを入れて表示することになる。セットアップはBLEでやるのだけど、表示はNature社のサーバに接続して表示される。だから、、スマフォが直接 Remo Eと繋がるのではなく、以下の形態でデータが表示される(出かけた先からでも自宅の電気使用量が確認可能)
Remo E--->Nature社サーバ<----スマフォアプリ
以下はスマフォアプリを使って自宅のスマートメータの値を表示したところ
で、、自分で好き勝手に見たい人のために、WebAPIが提供されていて、アカウントを作ってToken を発行するとWebAPIが使えるようになる。この辺りはいろんな人が書いているので、それを見れば分かると思う。自分も同じようにやってみて、サクッとAPIが動いた。機器情報取得API
curl -X GET "https://api.nature.global/1/appliances" -H "accept: application/json" -H "Authorization: Bearer R6mUxxxxxxxxxxM2kis" | jq
で情報を取得することで、以下の様にスマートメータの情報が取得できる。
[ { "id": "978d1f50-0175-4825-9b10-13dxxxxxxx5f", "device": { "name": "Remo E lite", "id": "178284d7-7734-4df0-a758-17dxxxxxxx45", "created_at": "2022-04-15T04:38:04Z", "updated_at": "2022-04-15T04:38:34Z", "mac_address": "c4:dd:57:xx:xx:xx", "bt_mac_address": "c4:dd:57:xx:xx:xx", "serial_number": "4W1xxxxxxxxxxxx38", "firmware_version": "Remo-E-lite/1.3.12", "temperature_offset": 0, "humidity_offset": 0 }, "model": { "id": "7f3de26b-0afa-44fe-8680-7cxxxxxx15", "manufacturer": "", "name": "Smart Meter", "image": "ico_smartmeter" }, "type": "EL_SMART_METER", "nickname": "スマートメーター", "image": "ico_smartmeter", *略* { "name": "measured_instantaneous", <<<<瞬時値 "epc": 231, "val": "340", <<<<<<< 340W "updated_at": "2022-04-15T05:25:02Z" } ] } } ]
epcという表現からわかるように、ECHONET Liteのプロパティとして表現される。詳細な仕様もECHONET Lite の機器仕様書で分からるはずと。
以下は運用中の画面、上下に配置されていると、Remo Eの計測結果が下の画面に表示されているように思うかもしれませんが、下の装置は、コンセントの使用電気量を測るだけのワットモニターです。
ノートPC(Let's Note CF-F10)に電源供給していますが、撮影した時点で約40W消費しています。
別の装置ですが、スマートメータの積算値が表示できていて、これで見ると、今日は二人がE-Workでしたが、日中の電気使用量が昨日より上がってるのが分かる。しかも18時には極端に跳ね上がっている。これは晩飯の準備だから?
まずは、目立って電気を使いそうな家電(ドライヤー、電気ポット、電子レンジ)等をコンセントの計測値とスマートメータの瞬時値の両方で比較しながら、どれが電気を食っているのか、また、省電力で過ごせた日と、電気使った日で何が違うのか等を調べたい。