普通に使っていたのに、急にThunderbirdの動作が遅くなった。この遅くなったとは具体的には、受信トレイを開こうとすると、何か処理を開始して、メールのタイトル一覧が表示されるまでに非常に時間がかかるようになった。ちなみに、この間、Thunderbirdのウインドウ右下のプログレスバーがゆっくり進んでおり、何か仕事してます!とアピールしています。
ぐぐっていろいろ調べると、「フォルダの最適化をしろ」と記事があって、やってみたけど効果なく、さらに調べていると、一時ファイル、あるいは、要約ファイルが怪しい様だ。(以前も、outlookかThunderbirdかで、一時ファイルを消して対応したような記憶が)
Thunderbirdの要約ファイルは、Inbox.msfというファイル名で、メール保存フォルダの中に配置されます。メール保存フォルダのありかは、メールボックスのプロパティのサーバ設置の、メッセージの保存先で知ることができます。このフォルダ内のInboxがメール本体(メールの集合体)で、Inbox.msfが要約ファイルです。
例えば、自分の環境では以下;
C:\Documents and Settings\
(
Thunderbirdが動いている時に要約ファイルを触るのはまずいので、一旦Tunderbirdを落として、Inbox.msfを削除しました(最悪の場合復旧できるよう、名前を適当に変更)。Thunderbirdを再起動してフォルダを閲覧しようとすると、再度処理が走り、新しいInbox.msfが作成されました。
一旦Thunderbirdを落として再起動した結果、さくっとタイトル一覧が表示されるようになりました。めでたしめでたし。
■追記 061008
要約ファイルが壊れているのが原因で、inboxに保存してあるはずの過去のメールが表示されなくなる場合があります。この場合も、一旦Inbox.msfを削除して再度作成すれば復活します。
■追記
要約ファイルは、Inbox.msfであり、本体はInboxです。まちがって、本体側を消さないようにご注意ください。心配だったら、Inbox.msfを消さずに、__Inbox.msf等とファイル名をリネームしても要約の再作成に入るはず。