chakokuのブログ(rev4)

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万博記念公園にある、国立民族学博物館(民博)へ

今日は休みをもらっていて、以前NHKの爆問学問で取り上げられていた、民博へ行った。最後に来たのは10年以上前なんだが、その時はヨメサンが疲れて出たいといって途中でショートカットしてしまった。だから、もう一度じっくり見たいとずっと思っていた。今回は一人なので、自分の気が済むまで、どこまでも眺め尽くして回ろうと意気込んで開館の10時過ぎに入って、昼飯も同じ建屋のレストランで取って、さらに展示を見続けたけど、半分しか終わらなかった。オセアニアアメリカ>ヨーロッパ>アフリカ>西アジア>音楽まで回って3時になってしまった。どの展示品もそれはもうすばらしいもので、実際に使われる実用道具なんだけど、それがその風土や文化に裏打ちされて個性が発揮されているというか、オリジナリティーが爆発しているのがすばらしい。芸術のための芸術なんてものではなく、人が生きるため必要に迫られた道具やデザインなのであった。うーんすごい。で、目利きが集めたからかもしれないけど、どんな道具にも手の込んだ文様が刻まれていて、どれだけ大事に使われているのかも伝わってきた。今回の休みは、いつものように家に閉じこもって、マイコンやPCをいじるのではなくて、外に出て人と交流して、普段動かしていない神経細胞を動かすのがテーマなんですが、民博には、モノを通して、モノの向こうに、現地の人が居る!と実感しました。また映像も盛りだくさんで、各種道具や芸術作品を作る過程も紹介されていて非常に参考になります。モノづくりをする人は、創造のヒントにもなるのでは?と思うほどです。大阪にありながら、あたかも世界旅行して、いろんな経験を積んできたぐらいの価値があります。展示品がどれもハート鷲づかみモノ満載で、いやー民博ってめちゃくちゃ面白い。

昼食で頂いた、タイのグリーンカレー。写真の発色が良くなくて申し訳ないですが、カレーはかなり純粋な緑色です。辛さと甘さと酸っぱさと独特の香辛料が一度にやってくる。。エスニック料理はそれほど苦手ではないと思ってましたが、最初の一口食べて、これ全部食べられるのか!?と心配になりました。後半かなり慣れましたが。。さすが民博だけあって料理の味もいっさい手抜きなし!

■追記(2013/02/02)
民博は世界の民族の文化や風習を具体的にわかりやすく展示した博物館で、それぞれの人の生きざまが伝わってきます。日々の生活がイマイチだったり、いろんなことで凹んでも、この美術館で人のパワーをまじかに感じると、生きててもいいよな〜という気持ちになります。また、発想(クリエーション?)のヒントもいろいろあるように思います。

■ご参考URL
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/