BMI装置を開発する人向けの勉強会が大阪第3ビルであり参加した。来られているのはそういう業界の人とか、研究者の方々のようで、レクチャしていただいた阪大の先生もかなり専門的な内容であった。自分は専門家ではなく個人的に興味があるというだけで参加しているのだが。。以前NeuroskyのMindSetを評価したけど、自分のレベルでは全然波形は変わらなかったので、BMIもまだまだかなーと思っていたけど、こうやって参加するとBMI技術への高い期待感を実感する。実用化されればオオバケする技術だから。。ただ、現実的には阪大の先生も脳から直接信号を得る方法での研究をやっておられ、簡単に使えるというレベルではない。手術が不要で頭皮で脳波を計測する手法が実用化されるには、技術的なブレークスルーが必要だろうと痛感した。
4回シリーズで、次回は実際の病院に行って現場の声を聞く会になるとのこと。特にALSの患者さんを診ておられる先生にお話を聞くそうだ。
■ご参考URL
【医療機器開発勉強会】
ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)機器開発勉強会
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=11906
■覚書(2011/7/9)
論文中に筋電位を計測する回路の提案あり
無線センサモジュールを用いた運動計測に関する研究
電気通信大学 繁原大輔氏
http://www.hi.is.uec.ac.jp/rcb/paper/PDF/H17_shigehara.pdf
上記論文に紹介されている増幅回路はAnalog Devicesの計装アンプを使ったシンプルな回路なんですが、これで本当に筋電位が取れるならすばらしい。あぁー作りたくてたまらなくなってきた。。。。