chakokuのブログ(rev4)

日々のごった煮ブログです

Echonet liteの調査

諸般の事情によりEchonetLiteを理解する必要があり、触りならが理解するのがいいかと思い、EchonetLiteで通信できる機器を買ってみた。
左はSharpが出している家電ワイヤレスアダプタ(HW-A01AY)という商品。スマフォなどにより宅外からエアコンを制御できる装置なのだが、これは良く作られていて、設定を変更することで、Sharp独自のプロトコルとEchonetLiteプロトコルの両方を喋るらしい。(NTT東の光BOX+というHEMSサービス装置に接続できるらしい)
で、、早速買ってみて動かそうとしたが、これは電源アダプターで動くのではなく、エアコンの基板のコネクタに挿して動作するものであった。設計としてはエアコンから電源取るほうが電源ぶらぶらしないので良い設計と思ったけど、家にはSharpのエアコンがない。
基板の回路図もなくどうやって電源を与えたら良いのか分からない。やりたくないけどしょうがないので、ケースを開けて基板を取り出して電源ラインがどうなっているのかを調べた。マニュアルには5Vとあったので、電源ラインと思われるコネクタピンに5Vを供給した。結果動いた。
が!!!エアコン本体とつないでいないせいか、LEDは点滅で、ずっとエラー表示になっていて、EchonetLiteのMultiCast(誰か機器いますかー?のサーチ)にも応答してくれない。かろうじて取れたパケットは以下であった。

日時:2017/06/22(木) 20:20:21.53    送信元IP:192.168.11.15 送信元PORT:3610 
 DATA:EHD1:10, EHD2:81, TID:0000, SEOJ:0EF001, DEOJ:0EF001, ESV:72, OPC:01, EPC1:D6, PDC1:04, EDT1:01026301, 

EchonetLite仕様書を読みながら解読すると、、

  • ESV(ECHONET Lite Service):72=プロパティ値読み出し応答
  • EPC(Echonet Property Code):D6=自ノードインスタンスリストS
  • EchonetObjectCode:026301

EOJを解釈すると、、EOJ [X1.X2][X3] = [02.63][01]

  • X1(クラスグループコード):02=住宅・設備関連機器クラスグループ
  • X2(クラスコード):63=電動雨戸・シャッター
  • X3(インスタンスコード):01=インスタンスは1つ?

エアコンに接続されるはずのアダプタがエラーのため苦し紛れにシャッターと回答したのか!? シャープ製のアダプタではこれ以上調査もできないと判断して一旦終了。一万円がもったいないけど。。

次に、、我が家のエアコンはPana製で、これも宅外から制御できる装置(無線ゲートウエイ)が付いていた。EchonetLiteを喋ることができるのは、後継機種の、CF-TC7Bという、末尾にBが付いた方の商品であった。家のはBなしだったので、買いなおした。

CF-TC7Bはプロトコルのモード切替がないようなので、宅内LANに接続してSearchを行ってみた。結果以下のパケットが取得できた。

日時:2017/07/01(土) 20:21:32.93    送信元IP:192.168.11.103 送信元PORT:49154
 DATA:EHD1:10, EHD2:81, TID:0000, SEOJ:0EF001, DEOJ:05FF01, ESV:72, OPC:01, EPC1:D6, PDC1:07, EDT1:0205FF01013005, 

EDT1=02:05FF01:013005
EOJ1[05.FF][01]

  • X1(クラスグループコード):05=管理・操作関連機器クラスグループ
  • X2(クラスコード):FF=コントローラ
  • X3(インスタンスコード):01=インスタンスは1つ?

EOJ2[01.30][05]

  • X1(クラスグループコード):01=空調関連機器クラスグループ
  • X2(クラスコード):30=家庭用エアコン
  • X3(インスタンスコード):05=識別用コード(5)

上記パケットはSSNG(Super Speed Node Generator for ECHONET Lite)で取得しました。

センターにより提供されているツールを使ってるけどEchonetLiteでの通信は確認できたので、、今後は全プロパティ取得、機器制御を行ってみたい。で、、ローカルでエアコンを操作できるのを確認したら、俺HEMSで宅外から操作してみたい。セキュリティとかはまぁ略式ですが。

EchonetLiteの解説本はあまり出ていなくて、以下を購入した。この本は、EchonetLiteのプロトコルから、各種ツールの紹介、HEMSの試作まで幅広くよくまとまっています。

ECHONET Lite入門 スマートハウスの通信技術を学ぼう!

ECHONET Lite入門 スマートハウスの通信技術を学ぼう!

■追記
自宅のはCS-X403である。CS-X407はEchonetLiteの対応リストに入ってるが、、やっぱり古いからだめなのだろうか。
http://echonet.jp/introduce/gz-000398/
メディアコンバータ配下のエアコンが正しく応答してくれなかったのは、メディアコンバータを置いたのた2Fで、エアコンが1Fだったため。その後、メディアコンバータを1Fに設置したら、正しいEchonetLiteパケットの応答が確認できた。よって、CS-X403でもEchonetLiteによる制御は可能と判明。

■ご参考URL
ECHONET Lite規格書 Ver.1.12(日本語版)のダウンロード ファイルリスト
https://echonet.jp/spec_v112_lite/
APPENDIX ECHONET機器オブジェクト詳細規定 Release Iのダウンロード ファイルリスト
https://echonet.jp/spec_object_ri/
HEMS認証支援センター、SDK(ダウンロード)一覧
https://smarthouse-center.org/sdk/download/

【別紙2】光BOX+によるECHONET Lite接続確認済み家電機器
https://www.ntt-west.co.jp/news/1601/160126a_2.html
https://xemspf.comware.biz/hikaribox/download/download.html
http://panasonic.jp/aircon/hems/list.pdf