chakokuのブログ(rev4)

テック・コミック・DTM・・・ごくまれにチャリ

がさつな性格なのでどこかに忘れた鍵を見つけられるようにAirTagを付けた

基本忘れることはないのだが、数年に一度キーチェーン(家の鍵とかいろんな鍵の束)を会社のロッカーに挿したまま帰ってしまい、ヨメに怒られるケースが発生する*1。先日もプログラミング研修会の朝に家の鍵が無いのに気づいてかなり慌てた*2。もうジジイで細かい気配りもできず忘れっぽくなっている。万一紛失すると影響の大きい品物の管理は無線タグに助けてもらうのがよかろうと考えた。いろんなメーカから無線タグが出ているのですが、Appleエコシステムにがっちり取り込まれてしまっている自分としてはAirTagが無難かと思い買ってみた。
AirTagを買った状態では電源がOffになっていて、フィルムを剥がして本体から引っこ抜くとAirTagの電源が入るようだ。その後は、AirTagとiPhoneがBLEで通信してペアリングされるようだ。AirTagとiPhoneが勝手にネゴシエーション*3?するので、裏側で何が行われているのか、詳細は分からない。セットアップ中にAirTagを命名するステップがあり、「鍵」と名前付けした。iPhoneの「探す」アプリで今鍵がどこにあるのか地図上に表示される。

しかし改めて考えると、これは保険と同じで、万一発生するかもしれない紛失(リスク)に対して先にお金を払っている。紛失しない場合はAirTagの出番はなくお金は無駄になるのか??ひょっとすると過剰投資なのかもしれない。あるいは、安心料みたいなものか。無くすかもというリスクに対する安心のためにAirTag代(約5千円)を払っている*4。。
以下はありえないぐらいに不細工なAirTagの取付状態。AirTag用のケースも発注したけど、納期がかなり先になるのでテープで仮止め。

しかし、そもそも紛失の際は、iPhoneとAirTagが別々になってしまってBLEも届かないぐらいに離れるのだが、そうなった時AirTagは自分の場所をどうやって知らせるのだろうか?他人のiPhoneを踏み台にしてAppleのサーバに居場所を送信するのか!?周りにiPhoneが無いような荒野だったら??最終通信断の位置で「あなたのAirTagここまでは追跡できていました・・・」と報告する?? iPhoneとAirTagのBLE通信ができなくなった時点で紛失と判断してアラートを出す??(利用者にとっては制限の強い仕様だが、Apple側はサーバ不要なので運用コストは0円だろう)。世界中のAirTagがAppleのサーバにPING飛ばすとは考えられないので、やっぱり後者の仕様なんだろうな。あまり細かく考えずに買ったけど。。普段はAirTagと自分のiPhoneが定期的に通信しているのだろう。だったら、iPhone側はBLEを切ってはいけないと。AirTagの基本設計としては、大事なものは常に身の回りにある。身の回りにあるものはiPhoneも同じ。だから、AirTagとiPhone間でBLE通信させたらよかろう。BLE通信できなくなったら紛失と判断しよう。。そんなところなんだろうか(詳細調べてないので推測ですが)(他人の行動ログを不正に取るためAirTagが悪用される記事もあったので、上記のような低レベルの設計ではなく、AirTagは他人のiPhoneを踏み台にしてAppleサーバにPING飛ばしてるのか??・・だとするとすごい仕様だ・・)
■追記
その後、AirTag用のケースが届いたのでそちらに収納した

*1:ヨメは心配性なので、鍵が無いことがばれるとめちゃくちゃ怒られる

*2:会社のロッカーにキーチェーンを挿したままであった

*3:お互いをどうやって見分けるのか?ユニークIDなしに個体の特定ができるの??

*4:AirTagの電池は1年は持つらしい。電池が切れそうになるとアプリが知らせてくれて、ボタン電池は自分で交換できるらしい(CR2032)。電池を交換し続けることで数年以上使えるわけで、月々換算の支払額は安いものになるなーと納得