chakokuのブログ(rev4)

テック・コミック・DTM・・・ごくまれにチャリ

ベクトル解析を理解したい→「高校生からわかるベクトル解析 」を買った→普通に難しい

元々は、真空管アンプを自分で設計して作りたいというのが発端で、回路設計するには、コンデンサやコイルに関する計算式が分からないといけない。式を理解するには電磁気学か?となって、電磁気学の勉強を始めると、基本はベクトル解析らしいと分かり、ベクトル解析って全く知らないと認識した。
大学の講義レベルの本格的な本を買っても理解できないだろうから、、おおよそどんな物かを感覚で理解できる本から始めた方がいいかと思い、「高校生からわかるベクトル解析 」を買った。数ページ読んだだけですが、、「ベクトル解析は特別なものではなく、一例として、高校物理で学んだ斜面に置かれた物質が力が釣り合って落ちない件」と書かれていて、あぁそうか。あれもベクトル解析か(もちろんスーパー初歩ですが)と納得したのでした。また、ベクトルとスカラーの違いって何だっけ?とおぼろげだったのが、「ベクトルとは、大きさと向き」、「スカラーとは大きさだけ」と明記されていて、これもまたすっきりしたのでした。根気もないし、頭悪い自分には、一発で説明してくれる分かりやすい本がありがたい。この本への期待は・・・内積って式は分かってるけど、内積が一体何を表しているのか理解できず(おおよそ、ベクトルAをベクトルBに投影(cosだから)した何かという程度の理解)、内積についても納得できたらうれしい。

■追記
ちょっと読んでみたが、これは決して簡単は本ではない。証明等は自分でも書き写して一行一行追いかけないと単に読んでるだけの本になってしまう。だからまぁ最後までしっかり読めたら知識も深まるとはいえるのだが。。偏微分も出てきて、「高校生からわかる」というのはちょっとちがうのではなかろうか。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の生徒だったら分かるのかも。内積については、「仕事量とは力(F)*移動量(S)であり、斜め上に引っ張る力で物体が移動した時の仕事量とはFcosΘ * S」が紹介されていて、あぁそういう所にも内積が使えるのねとは理解したが、そもそも内積とは何なのか?はわからずじまいであった(内積と仕事量は同一ではなかろう)。まずは感覚で理解できるかもと期待して、村上雅人氏による「なるほどベクトル解析」も買ってみることに。(すぐに飽きる性分なので、あれこれ本を買うだけ買って放り出すのでは・・と恐れる)
■追記
「高校生からわかるベクトル解析」をさらに読んでみて、、難しいことは難しいのだけど、数式を証明して終わりにするのではなくて、どのような局面で式を使うとどのような効果が得られるのか?が書かれており、リアリティのある解説というか、自分化しやすいというか、そういう印象を受けました。