会社でキティちゃん扇風機を使ってる人がいて、電池がすぐに無くなると言っておられたので、電池でなく100Vで動くとうれしいですか?と聞くとそらそうだと言われたのでACアダプタで動くように改造することに。。
この扇風機の仕様は、単3乾電池を4本使ってモータを駆動してるのだけど、4本直列ではなくて、2本並列にして、それを直列に配線されており、3V駆動で動いています。だから、、単純に3VのACアダプタで動かせばいいと思って、家に転がっている適当な3VのACアダプタ(スイッチング電源)を使うことに。
ACアダプタのDCジャックを差し込めるよう穴開け中。。最初ドリルで穴を開けてリーマーで広げています。
DCジャックを取り付けた。これでACアダプタのプラグが刺さるようになった。
当初気になったのは、電圧変動が激しいモーターをスイッチング電源で駆動していいのかどうか?という点。。ある種、スイッチング電源の負荷試験のような状態になるのでは?と気になった。安定化なんていらなくて、適当に3Vまで降圧できれば十分なのだが。。だったらトランス+ダイオード+コンデンサの組み合わせになるんだろうな。。 気休めにしかならないけど、どの程度リップルが乗ってるのかオシロで測ってみた。見てもまぁ、、波打ってますなーとしか言い様がない(電気あまり分かっていないので。。ちなみに、リップルの周波数は192Hz)。AC電源が熱くならないようなら大丈夫というぐらいか。。ついでに電流値を測ったら、最大500mAのメータが振り切れていた(ちょっとこのテスター怪しいのだが)。AC電源の定格が200mAなのでオーバーロードだ。。
最終的に運転試験をした。この結果、、当初用意した3VのACアダプタはどうやら5V出力になっているようで(確か、ジャンク屋さんで買うとき、電圧の注意書きがあったような。。)しかも定格オーバーな状態。そこで、2Aまで流せられる3.3Vで駆動すると、唸りを上げてモーターがブン回った。。すなわち、どの電源も不適合だ。というわけで、3VのACアダプタだけ買い足す事に。。
■追記(110618)
秋月に発注して、3V電源を入手した。これで動かしたけどやっぱり唸りながらモーターが回る。さすがにオフィスでこれはいかんだろうと思い、電圧を下げる事に。可変電圧のレギュレータは出力+5V?ぐらいを入力に加える必要があってこれもまたオーバースペックなので、抵抗を直列に入れて電圧を落とす事に。電力食うので、セメント抵抗を買う事にした。。キティちゃんAC化への道は長いのであった。。
記録を残すために書いておくと、、モータの抵抗は10Ωであった。(コイルなので、実際に動かすとリアクタンス成分とかいろいろ発生するのだろうけど、、詳細分からず。)。電源3Vで動かすと、おおよそ、300mA流れる。電力量としては、単純計算で0.9Wか。モータにかかる電圧を下げるため(電流を下げるため?)、8Ωのセメント抵抗を直列に入れる予定。