chakokuのブログ(rev4)

テック・コミック・DTM・・・ごくまれにチャリ

「ロボット・イン・ザ・ガーデン」と「グレイテスト・ショーマン」

Kindleのお試しで、無料の部分を読んでみて、これは面白いと思って、印刷版の「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を買った。段々と壊れてゆく旧式ロボット(タング)をなんとか救おうとする主人公(ベン)がいろんな人の縁というか繋がりを辿って、アメリカ、日本、パラオを旅する。何一つやり遂げられないと奥様からなじられていたベンが大切な相棒のために奮闘する。旅を続ける中で、タングとベンのコミュニケーションもより深くなってゆく。まだ途中までしか読んでないけど、日本の描写に泣けてくる。子供と喧嘩した気持ちを引きずりなら読んでるので、なんか読書感もまだらになってしまっている。。これはいかん。

ロボット・イン・ザ・ガーデン (小学館文庫)

ロボット・イン・ザ・ガーデン (小学館文庫)

子供に勧められて「グレイテスト・ショーマン」を観た。普段映画は見ないので、映画館も新鮮というか非日常だった。ストーリー自体は主人公の少年期〜栄光と挫折、本当の使命を掴むという感じで展開自体はシンプル。だけど、、人との心のふれあいとか人に助けられて窮地を脱するとか、本当に大切な事とは何かを見つけ出すとか、細かい描写がこの作品を味わい深いものにしていると思う。主人公の仕事観(退屈よりも冒険!リスクと成功etc)と、自分が半年以上携わっていた開発テーマ(これが結構大変だった)と重なったりして、結構映画に入り込んでしまった。グレテスト・ショーマンは、サーカスの登場人物が、はたして単なる見世物なのか、プロのパフォーマーなのか?とか、芸術と見世物の違いは何なのか?とか、難しいテーマも含まれているように思えましたが、あまりその部分は掘り下げられておらず、主人公の興行(ショー)に対する成功観が描かれているように思えました。自分としては、ストーリー自体よりもディテールが気に入って、良い映画だと思いました。この映画はミュージカルに分類されるそうですけど、ミュージカルだからどうという印象はありません。映画としての感想。。