ThinkPad(Lenovo T410S(2910))がbootしないのでデータを救済中

ヨメハンと子供が使ってるThinkPad T410がブート途中でブルースクリーンになって再起動を繰り返している。みんなバックアップなんて取っていないので、ちょっとパニック*1。。
ブルースクリーンの表示、UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUMEと言ってる。BOOT段階で何か問題らしい。

セーフモードで起動させた時の画面。ブート途中で止まってしまう。

当時のマニュアルとか起動ディスクとかどうなっているのか、、箱はいらんから捨ててしまえ(byヨメ）との号令のもと、目立つ箱とかパンフとか捨ててしまったので、保証書とか必要書類はどこかに紛れ込んで出てこず。。Lenovoのサポートページに行っても、ThinkVantageで工場出荷状態に戻せるとは書かれているけど、ThinkVantageを起動させても途中で画面が止まってしまうありさま。

多分、内蔵のHDDに傷がはいったか、コントローラが不全で工場出荷リカバリすら正しくできないと思われる。。BIOSのSYS DIAGでテストすると、ControllerErrorになっている。このControllerとはHDD側かそれともマザーボード側か！？

内蔵ディスクを買ってきてＯＳを入れなおしてもいいのだけど、リカバリディスクとかどうしたらいいのか分からず、、メーカに品番言ってリカバリディスクを買うか、メーカに修理に出すか。。3年保守にはいっていたけど、今年の２月で切れているので、修理も実費だ。

自分のＰＣではないので、修理にも気持ちが入らない。。

■ThinkPadのＨＤＤを抜き取ってデスクトップからアクセスしてみる→ＮＧ（microSATAであった）

ふたを開けると簡単にＨＤＤに辿りつける

HDDを抜いたところ。Toshibaの250BGモデル。1.8インチHDDらしい。型番は、Toshiba MK2533GSG

かつてノートに入ってる2.5インチのHDDは専用ピッチのATAPIバスだったけど、今の時代シリアルATAなのでそこいらのケーブルで繋がってしまう。と思っていたら、、電源ケーブルは仕様が違っていて、microSATAという形式らしい。そこで、「変換名人 microSATA - SATA変換アダプタ SATAMI-SATA」をAmazonに発注。

数日後、変換名人が届いてmicroSATAをSATAに変換して自分の普段使っているデスクトップに繋いでみた。BIOSではドライブを認識したが、Windows8が起動しなくなった。。なぜ？？　HDD側のコントローラ不全が原因で、SATAバスの調停を失敗させているのか！？　不用意に調子の悪いドライブを繋ぐべきではないと学びました。

■ThinkPadにUbuntu Liveを入れて調子の悪いHDDをマウントしてみる→読めた

Linuxではお試し環境(Live)といって、HDDを変更せずにメモリ上に仮想的に?DISKを構築して動作させることができるのを思い出して、Ubuntu(ubuntu-ja-14.04-desktop-amd64)のISOイメージをDVDに焼いて、お試し版UbuntuをThinkPad上で稼働させた。すると、、mountなどせずともUbuntuのdesktopにWindows7のディスクがマウントされてアイコン表示された。なんと便利な。。しかし、NTFSのユーザ保護とか一体どうなっているのやら。。左はUbuntuでWindows7のHDDにアクセスした画面。変換アダプタを使わずともこれでデータは救済できそうだ。