Let's note CF-F10を分解掃除する（予定）

＜要約＞
愛用のLet's note CF-F10が、冷却が間に合わずCPUが熱くなりすぎてクロックが1GHzに落とされる問題が発生。分解掃除してシリコングリスを塗りなおす(予定)。

＜詳細＞
長男用にLetsNoteの中古（CF-F10）を買った。長男はその後、ThinkPadを買った。余ったCF-F10は子供から買い戻した*1。CF-F10はA4ノートでキーボードが広々していて、キーボードの底面が硬くて打ち心地が良くてかなり気に入っています。HDDをSSDに載せ替えて、メモリを6Gにした結果、演算性能を求めなければCF-F10でも普通に使える*2。が！！最近動作が非常に遅くなった。CPU利用率４０％で上限頭打ちになっている。最初はプロセス走りすぎかと思ったけど、いろいろ調べると、CPUの過熱のために焼き切れないようにCPUクロックを下げて温度上昇を抑えていることが分かった。空冷が間に合っていない状況。ファンの吹き出し口は熱くてやけどするぐらいだ。
以下は、CPUのクロックが抑えられてCPU利用率４０％で頭打ちになっているところ。クロック最大２Gまで上げられるはずが、１Gにとどまっていて仕事をしていない。動きもスローモーションだ。

ノートなので簡単に蓋開けてファン交換とかもできず、最初はアイスノンの上にノートを置いて底板経由で冷やしてみた。間接的な冷却だけど、アイスノンで冷やすとCPU温度も下がって、普通に仕事をするようになった。だが、、、アイスノンで冷やすと結露するため、電子機器にはまずい状況。次に、ノートの底板にジェルシートを使って銅板を貼り付けたけど、この程度では過熱を解消させるには至らず。
ノート修理専門業者さんもおられて、分解掃除、CPUファン交換、WiFi基板交換とか作業してもらえそうだが、工賃が２万もする。修理に2万払うのなら、代替えの中古が買えるではないか。。というわけで、、自分で分解掃除して、シリコングリスも塗り替えしてみようと思う。ネット上には分解掃除の手順が掲載されているので、それを見ながらばらしてみる予定。手順がまずくてキーボードを曲げたり、基板を壊して戻せなくなるかもしれず、大事なデータはバックアップ取っておこう。

補足：
自分が使っているCF-F10は、空冷が間に合わずクロックが抑えられる件以外に、電源SWが非常に接触悪くてなかなかブートしない問題と、SLEEPから復帰するとWiFiが無効になってしまい、一度WiFiをOff/Onしないと有効にならない問題がある。電源SWの接触不良はよく起きてるようなのだが（古くなると発生しやすいらしい）、、代替えスイッチのパーツが手に入らなそうだ。精々ばらした時にエアーダスターで掃除してあげるぐらいか。。WIFi不通問題については定番のWiFi基板(WiFi Link-5100)があるようで、それを買ってみようと思う。うまくすればWiFiに加えてBLE(Intel Centrino Advanced-N 6235)も載せられるかも。。
掃除する理由は、ほこりがあちこちについていて冷却効果が下がっているのと、シリコングリスが乾いているのでは？と思ってるが、ファンの吹き出し口が熱いということは、CPUからの熱が設計通りに吸い上げられている証拠と思える。シリコングリス塗りなおしたからといって、冷却効果が改善されるのかどうかかなり疑問。