chakokuのブログ(rev4)

テック・コミック・DTM・・・ごくまれにチャリ

Gameboy Colorを修理する

子供はいまだにGameboyとGambeboy Colorを使っている(特に、「カエルの為に鐘が鳴る」がお気に入り。。)のだが、GB Colorの方は音が鳴らなくなった。ゲームをやるのに音は結構重要なので修理することにした。その記録。。
まずはGameboy Colorの背面を確認。特殊ネジ6本で裏蓋が固定されている。

先端が三角のねじ回しがないので、精密ドライバー(というのでしょうか)で無理やりネジを回す。。

裏蓋が外れて、中の基板も取り出したところ

音が鳴らなくなったスピーカを確認。(正確にはスピーカが悪いのか、それともスピーカをドライブしているアンプ等の部品が悪いのか?は不明)でもどうみても焼け焦げているような雰囲気。。

日本橋の共立エレショップで買ってきた小型スピーカと比較。サイズが少し違うので、旧部品は外枠だけ流用することにする。(ホルダーとして第二の人生を歩む)

ホルダーとしてサイズが合うように旧部品を分解、加工

面倒なので瞬間接着剤で貼り合わせる

概観チェック。あまり大きな出っ張りになっていないので多分大丈夫だろう。。

基板のケーブルとハンダ付け。スピーカの端子にも+と−があるのですが、どっちか分からず適当につける。

(ご参考)写真右上にボリューム(銀色の蟻地獄形状とでも言いましょうか、逆円錐状の銀色の部品、シルク印刷でVR2と書かれている。。)が写っていますが、これはどうやら液晶のコントラストを調整する抵抗のようです。グルグル回すと液晶のコントラストが変わったから。なお、GBの液晶にはバックライトがないので輝度調整はありません。。

収まりチェック。振動版がケースに当っているかどうか分からないがまぁよしとする。

先端が三角形になったドライバを日本橋のネジ屋さん(ネジのナニワだっけか)で見つけたので購入(1000円)

さすがに専用のドライバだけあってぴったり収まる。。すばらしい。

全部のネジを締めて修理完了。新しいスピーカで聴いた感想ですが、なんか高音が強くなってキンキンと鳴るようになった。全体的に小ぶりになっており振動板も2割程度小さくなったせいかもしれない。でもまぁゲームをする上では支障ないのでよしとしよう。