chakokuのブログ(rev4)

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PSoCを使って簡易MIDI楽器

PSoCコンデンサマイクを付けて、AMP+AD変換して、MIDIデータ(パーカッション)を生成する回路を試作。家のエレクトーンに接続して鳴らしてみた。

エレクトーンとPSoCのブレッドボード。さらに手前にあるのが、MIDI/IFにレベル変換する回路

圧電スピーカの下にあるのがコンデンサーマイク

左がブロック図。MIDI Dataは31.25Kbpsなので、8倍の250KHzのクロックを投入する。コンデンサマイクは電圧をかけないと動作しないので、仮に2.5Vで動作させて、10uFのコンデンサで交流成分だけ取り出す(らしい)。で、また2.5V(=デジタル回路からみたアナロググランドの電圧)に変換させて、アナログ的に0Vにする。入力された電圧変化は微細なので、PGAで16倍にしてそれを8bit幅のAD変換して、レベル変動を検知する(ちなみに、PGAで16倍して、AD変換して得られる値は0x7C(124)で、0xFF:5Vとすると、2.43Vと検知されている。)
一定以上の変化があったら音が入ったと見なして、MIDIデータをプログラムで生成して、TX8から楽器に送出。なお、MIDI OUT端子から先は、楽器に直接繋がっているのではなく、MIDI/IF回路でレベル変換しています。


一度に全部作るとどうせ動かないから、サブユニットに分けて、テストしながらくっつけた。途中いろいろ迷路に入ったけど、なんとか鳴るようになった(コンデンサマイクの回路は最適かどうか分かりません。アナログ回路はちゃんと勉強が必要。今回はマイクの動作電圧が2.5Vなのでコンデンサ不要では?と思いますが。。)。マイクに息を吹きかけるだけでも、ドラムとかが鳴るので、いろいろ使えそう。ただ、チャッタリング対策をうまく実装しないと、意図的な連打なのか、それともAD変換の誤差で鳴っているのか分からなくなる。こういうアナログ値によるスイッチは調整が大変と思われる。。やっぱりオシロいるかなーーウシシ。。

■追記 090425

一部で話題(?)の、激安オシロ、PDS5022を注文した。最初は秋月のオンラインショップで買おうと思ったけど、保証期間がえらく短くて、何万もする機器の保証が14日というのはどうかと思い、Atexというオンラインショップで購入。こっちは少し値段があがるけど、1年保証らしい。
秋月はほぼ即納のようですが、ATEXは納期不明。GWも近いので、まぁ気長に待つことにしよう。
...メールで納期は7日と回答が来た。まぁいいです。

■ご参考URL
ATEXのオシロのページ
http://store.shopping.yahoo.co.jp/atex/pds5022.html