とある理由でopenFrameworksを使ってみる機会があって、openFrameworksはC++で書かれていて、C++を書く機会ができてしまった。最低限の理解範囲でopenFrameworksを動かすためのへなちょこなコードは書けるけど、C++をある程度は理解した上でopenFrameworksを使いたいと思い、今さらなながらC++を勉強することにした。といっても、、C++の広大な言語仕様すべてを理解するつもりはなく、はじめの第一歩ということで、、評判の高いオライリーのC++解説本を買った。

- 作者: グレゴリーサティア,ダウグブラウン,Gregory Satir,Doug Brown,望月康司,谷口功
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 単行本
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で、Windows版のopenFrameworksはVisualStudio上で動作するので、VisualStudioもある程度理解したいと思い、Visual C++入門書を買った。

アプリを作ろう! Visual C++入門 Visual C++2015対応
- 作者: WINGSプロジェクト,山田祥寛
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: 単行本
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そもそもC++を勉強するきっかけとなった、openFrameworksについては以下の本を買って理解。
![Beyond Interaction[改訂第2版] -クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド Beyond Interaction[改訂第2版] -クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51VTq8VrRqL._SL160_.jpg)
Beyond Interaction[改訂第2版] -クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド
- 作者: 田所淳,齋藤あきこ
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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が、、当初やってみたかった事*1は最低限動かせたので、自分の創造性の欠如のせいもあってか、openFrameworksを使って何かを作るという情熱はかなり下がった(平たく言うと飽きた)。
インタラクティブアートとか、ジェネラティブアートとか、一時は本がいろいろ出たようだけど、最近は新しい本も出ておらず、ちょっとオワコン気味なんだろうか。。個人的には、RNNでジェネラティブアート(ドラムベースとかミニマルミュージックでもいい)興味あるけど、、やっぱり自分の想像を超えて陶酔できるぐらいのアウトプットが得られないとすぐに飽きてしまう。。
さらに、なぜ、インタラクティブアートなのか?というと、、子供がなんとか大学に入学して、プログラムしたいと言うから。。いきなり 構造体とポインターとか説明しても混乱しそうだから、、画像で遊ぶのがとっつきやすいかと思って。しかし、、よく考えると、VisualStduioとかC++とか、子供(理系の大学生一年、パソコンあまり分からず)にとっては、最初から壁が厚いかとも思ったのでした。
■追記
少し前まで、BeyondInteraction PDF版はDL可能だったけど、今見たらリンクが切れています。
http://yoppa.org/blog/4299.html
「Beyond Interaction PDF版をCreative Commonsライセンスで配布開始!」
ここにDL用URLが書かれているけど、今は404 NotFoundになっている。。
■追記
普通、C++*2を使わなくても、他の言語でやりたいことは大抵できそうですが、速度が要求される場面には機械語による実装への期待が大きい。C++が使えるなら、、時間のめちゃかかるRNNの学習をPythonではなくて、C++とGPUのライブラリ(CUDA)を使ってフルスクラッチで作ると、どれぐらい学習時間が短縮できるのかが興味深い。興味深いけど、、作ってみるだけの情熱がない。。情熱を燃やすために、とりあえず、NVIDIAの激高いボードを買ってみるとか。。
RNN使えば為替相場の予測がほんの少しの確率で勝てて儲かるとか、RNNで陶酔できるエレクトロニカが延々と生成されるとか、、そういった目の前の人参(またはご褒美信号)がないと自分は勉強したり実装する気力が出ない。。はぁ。。GWは中断しているRNNの勉強をやりなおすか。。
■ご参考URL
http://qiita.com/ryo_grid/items/c8d2d268e3f0d64af1e6
グリッドトレード戦略でFXシステムトレード
DLで為替を推定する記事。。ちょっとだけ勝っている??
まぁちょっと考えると分かるけど、金融世界はミリ秒、マイクロ秒?オーダーの売り買いで、ITを極限まで使って儲けを上げようとしているらしい(少しでも通信遅延を抑えるため、売買のサーバをネットワークのバックボーンに隣接させたりもするらしい。ガセネタかもしれないが)。金融業界では、数学バリバリのエンジニアが日夜システムを開発している。そんな人々が、DLとかAIで為替予測させようとすぐに想像するはずで、、もしそれが効果を上げていたら、AIトレーダーがマイクロ秒で大儲けとか言いながら、世の中大騒ぎになっているだろう。。