chakokuのブログ(rev4)

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玉露や煎茶用の急須;宝瓶(ほうひん)

これまであまり知りませんでしたが、玉露や煎茶等の低温で淹れるための急須として宝瓶(ほうひん)と呼ばれる茶器がありまして、煎茶を美味しく飲むため買ってみた(おぶぶどっとこむで)。低温でお茶を淹れるため取っ手が無いのでした。あと、お湯をナミナミと入れるものではないので、逆型の円錐形になっています。紅茶だったらジャンピングのため球形になってるのが多いのですが、このあたりは文化の違いでしょうか。

中は細かい網が付いていて、茶葉が出てしまうことがないようになっています。

記事によると、宝瓶は中国の茶器、蓋碗(がいわん)が元になっているとのことです。家にあった蓋碗(がいわん)と比べてみました。宝瓶を買う前は蓋碗で飲んでみたりしてました。。が、やっぱり茶葉が口に入ったりして飲みにくかった。蓋碗に比べて宝瓶は結構直径がありまして片手で持って湯のみに注ぐにはちょっとでかいです。煎茶とか玉露の世界は、ある意味、ままごと的ミニチュアの楽しみもあると思っており、もうちょっと小さいほうが楽しくなるような気も。。



で、宝瓶*1で淹れたお茶ですが、まぁ美味しいです。茶器で味が変わるほどレベルの高いことをやっている訳ではないですが、気を使いながら丁寧にお茶を淹れるから、湯温とか茶葉の料とかが段々と調整されて、良くなるのだと思います。あと、玉露とか煎茶は、渋みをださないために茶葉をかき回すような淹れ方をしない方がいいそうなので、そっとお湯を入れて、そっと湯のみに注ぐ淹れかたをすべきだそうです(この点も勢いよくお湯を注ぐ紅茶と違って面白いですね)。。すなわち、、急須を勢いよくガバッと傾けるような注ぎ方をしてはいけないということらしい。

■ご参考URL

http://www.obubu.com/  おぶぶ.com (茶器を買った店)

■追記 2010/06/06

その後、リーフティー(アッサム)を買って飲んでると、やっぱり自分は紅茶の方が好きだと再認識して、実は緑茶より紅茶なのか。。と反省した次第。。中国茶も途中で飽きたのだが、緑茶を飽きる事は無いけど、当分また紅茶に浸るような。。となると、紅茶のポットが欲しくなる。。

*1:買っておきながら、単に取っ手のない急須なのでは?と自問自答中