chakokuのブログ(rev4)

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地震予知研究の村井俊治東大名誉教授

TV(フジテレビ系列の「Mr.サンデー」)で高い精度で予測できる村井教授の地震予知技術が取り上げられていた。番組の説明によると、GPSで日本の基準点の上がり下がりを観察して、一定以上の変動があれば地震発生の可能性が高いと判断するアルゴリズムで、シンプルな方法だと理解した。さらに、村井教授らの地震予知結果はメルマガで配信されているということで、JESEA(ジェシア)のサイトで確認すると、月216円の有料だった。なんでメルマガで儲けようとするのか。。本当に当てる自信のある予測情報なら人命にも関わる公的な価値の高い情報なので無料で配信したり、JESEAのトップページで最新情報をリアルタイムで公開すべきでは?とも思うのだけど。。そんなこと言うのは大阪人のケチ根性なのかな。
地震予知には計測ポイントの高さの上下動だけではなくて、長年の累積値も計算しているとのことで単純な計算ではないそうですけど、観測点の上下変動量とか統計を取れば自分たちでも計算できるのでは?と考えてしまった。。国土地理院では電子基準点のデータ提供を行っているようで、この値をもらってきて自分で計算してみては?とも思っています。。ただ、国土地理院のサイトには計測成果は出しませんとあるのだけど、、成果って一体何?? 成果って海抜とか標高のことか?

村井教授が出願された特許(権利化されています)
特許番号 第3763130号 (平18.1.27) 発明の名称 : 地震・噴火予知方法

明細書を読んでると、観測点の上下変動での地震予測は従来からも行われていて、上記特許はGPSを使うことで同一時刻での観測点の数値に基づき面積変動を計算して地震予測できることを特徴としているように思える。だから、、TVでやっていた観測点の上下変動を見るのが村井教授の地震予測の特徴というのはちょっと違うのではなかろうか??GPSを使うことで数cm単位の微細な上下動を短周期で観察できるのが強みなのか??

いずれにせよ、TVでの紹介では高い的中率らしいので、地震学会で(?)地震予知は不可能だと結論づけたのと議論を戦わしてほしいと思います。

■ご参考URL
http://www.gsi.go.jp/eiseisokuchi/eiseisokuchi40016.html
「電子基準点データ提供サービス」
http://terras.gsi.go.jp/ja/index.html

地震科学探査機構 http://www.jesea.co.jp/

投稿論文 災害リスクのGPSによる監視
――地震火山活動と地殻変動――
http://archive.sokugikyo.or.jp/pdf/apa102_2010_08/APA10210.pdf

村井教授の特許(申請当時の明細書)
発明の名称「地震・噴火予知方法」
http://www23.ipdl.inpit.go.jp/PDF/display/JPA_2004226388.pdf?id=7842&N0005=dn14oBrAvMBBY94QRa8i&N0000=2010

日本地震学会 FAQ(地震予知の考え方)
http://www.zisin.jp/modules/pico/index.php?content_id=2592

国土地理院GNSS変位データを用いた即時地震規模推定」
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/activity/202/image202/028.pdf

神崎正英氏のWebサイト「位置に関するメタデータとその応用」
http://www.kanzaki.com/docs/sw/geoinfo.html