chakokuのブログ(rev4)

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ブリューゲル;バベルの塔展に行ってきた


中之島にある国立国際美術館でやっている、バベルの塔展に行ってきた。今日は土曜日だけど、朝一から美術館に入ったので、比較的空いていた。バベルの塔は展示室のかなり奥で、そこまでは歴史を踏まえた関連作品の展示だったのだけど、一つ一つ見て回る根気がなく、何が何でもバビルの塔が見たかったのですべてをすっ飛ばして塔を見に行った*1
作品自体小さいとは聞いていたけど、やっぱり小ぶりで(目録によると59.9cm * 74.6cm)、作品の前は大勢の行列と、近づきすぎないように段差が作られていて、到底細部までは見ることができなかった。単眼鏡とか持ってきた方がいいかも。光学機器持ち込んだら怒られるかもしれませんが。美術のプロだったらルーペとかで細部を見られるのだろうけど一般庶民は遠くから作品全体をぼーっと見るしかできない。
そんなわけで列から離れた位置からじっくり見ましたが、自分が生きてる間に本物に出会えてよかったしみじみ〜という印象ぐらいで、電気が走るとかそういった感動はありませんでした。体に染み込ませるぐらい。今回の経験が何年か後、体から染み出るのかもしれませんが、、
総じて、バベルの塔の前に自分を置く経験ができた、という感じでしょうか。それ以上は何も言うことはありません。自分の潜在意識(あるいは右脳)が何かを消化するかもしれませんが何かは分かりません*2。遠巻きながらも、本物の作品に浸れたので入場料の値打ちは十分あったと思います。

■ご参考URL
バベルの塔」展
http://babel2017.jp/
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/

*1:ボスの作品もあったので後から改めて見た

*2:無理やり美術作品の感想を言語化する気はないので。。