香りが強すぎるから家でカレーを作るのは許されないのだが、今日はヨメサンは実家に戻っているので久しぶりにカレーを作る。自分と子供の二人分の分量。
下準備
鶏のモモ肉を使用。皮は取ってから、ヨーグルトとターメリックでマリネにする。マリネにすると鳥が柔らかくなるらしいです。
使うまで冷蔵庫に入れておく。このまま焼いたらカレー風味の焼き鳥になる(窯がないのでタンドールチキンとは呼べない)
今回使ったスパイス類。左がホールスパイス(スタータースパイス)で、右がパウダースパイス。ニンニクは一かけだけど、二かけつかっても良かった。ショウガは多いかと思ったけど、これぐらいでも問題なし。
パウダースパイスは、カルダモンとチリペッパー(ターメリックは鳥マリネに投入)。チリペッパーは良く効いて、これぐらいでも結構辛い。ホールペッパーを忘れていて、あとから追加した。
まずはホールスパイスを油で炒める。玉ねぎを炒める時にも火が入っていくので、ここでは軽めに炒めています(クミンシードがはじけるぐらいと言われますが、そこまでは炒めていない。クミンはすぐに黒くなるので)。
スパイスの香りが立ったら、みじん切りにしたニンニクとショウガを炒める。スパイス類の香りがまとまったら、玉ねぎ投入して炒める。玉ねぎの炒めは、触らずに置いとくということで、置いといたのだが、放置しすぎてすこし焦げた。次回からはもうちょっと手間をかけてあげようと反省。
熟したトマトを一つ使用。ざく切りにする。
トマト投入、潰しながら炒め続ける。
ペースト状になるまで水分を飛ばしてカレーの素が完成。
カレーの素に、マリネした鳥肉を投入。マリネしたチキンにターメリックが入っているので黄色い。
水分が多いので炒めても表面がちょっと白くなる程度。これぐらいで炒めるのは終わり。チキンは別に炒めてから投入という手順もあるそうですが。。そうするとターメリックのスパイスが焦げるのでは??とも思う。
300ccの水を投入、レシピ本によると10分煮るらしい。
煮込みを開始してからパウダースパイス投入(チリペッパーは非常によく効く。。)
塩を入れるのはいつも怖いのだが、、まず小さじ1/3弱を投入。味見してスパイスがぼやけていたので、塩を追加。結果として、塩の総量:小さじ1/3は入ったと思う。
お腹がすいたので6-7分で煮込みを終える。反省として、水300ccも入れると水浸しになるので、水は200cc強でいいのではないか。
ご飯にかけて食べる
食べた感想
- お店で食べるカレーと比べて味がさらっとしている。お店ほど複雑な味はしない。
- スパイスの風味はそこそこ。旨みはあまりない。
- 玉ねぎの炒めがイマイチだったけど、ちょっと甘さもある
- 素材の味が分かる程度にシンプルな味(何層かになっている)。胃にもたれない感じ。
- 苦味はあまりない。結構辛い。
反省点
- 玉ねぎを炒める際、ちょっと焦がしてしまった。苦さはあまりないけど、玉ねぎ本来の甘さがあまり出ていない。やっぱり時々かき混ぜて手間をかけながら玉ねぎを炒めるべき
- 子供からあまり辛くないようにと言われたので、辛さを抑えたつもりだったけど、これでも結構辛い。レッドペッパーはよく効く
- クミンシードはもう少し増やしてもよい。あまりクミンの味がしない
気づき
- 途中でホールペッパーを足した。ペッパーを忘れないように。
- 当初予定の塩だと味が薄くて(師匠の言うところの)スパイスがぼやける。普段の料理は薄味にすべきだが、カレーの時だけはしっかり塩味にして、スパイスを際立たせるべし。
子供(子供といっても大学生なのだが)からのコメント
- 水分がおおくてシャバシャバしているのが気になる(投入した水が多い、または、煮込み時間短い)
- 味はシンプル、重くない(胃にどっしりこない)
- 食べた時にフルーティーさを感じる。後味は店で食べるほどの味の階層がない(シンプルな階層の味ということか。素材もスパイスも限られているから。。)
妻のコメント(夕方に戻ってきた)
- おいしいけど、めちゃくちゃおいしいというわけではない
- ダシが効いてないのでご飯と合わない(*)
- 油分が少ないのか?
(*)このカレーの味のベースは、トマトの酸味、玉ねぎの甘み、スパイスの風味と塩味なので、ダシは入っていない。あえて言うと、旨みは鶏肉から出るぐらい。さすがヨメ恐るべし。サバ缶使ってサバカレーにしたら魚の旨みが入るかも。。