chakokuのブログ(rev4)

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チョコケーキ(ケイク オ ショコラ)を焼く

会社の知人から「最近ケーキ焼いてますの?」と聞かれて、「ほんじゃ持ってくる」と約束したので、チョコケーキを焼いてみた。レシピはNHKのまる得マガジンで放映されていた、小山進シェフのレシピによるもの(自分の都合で少し変更*1)。

  • チョコレート 23g
  • バター 105g
  • 砂糖60g
  • 卵黄 2個分
  • ココア 18g
  • 小麦粉 105g
  • 卵白 2個分
  • 砂糖 50g

焼きは160℃で60分

使ったチョコレートその1。CACHETというベルギーチョコらしい。。このチョコレートはカカオ分70%で、甘さとカカオのバランスが良くて非常に旨い

使ったチョコレートその2。明治のチョコ、カカオ分86%

前回の失敗から、チョコレートは溶けやすくなるよう、細かく砕くことにしました

チョコレートが入った生地は温度が下がると固くなって途端に扱いにくくなるので、今回はずっと湯煎しながら作業することにした

先にチョコレートと小麦の入った生地を作るか、あるいは、先にメレンゲを先につくるか迷ったけど、、先にメレンゲを作って置いといて、温度管理が難しいチョコレート生地を後に作ることにした(これが後のプチ失敗に繋がる)。いつもの仕上がり度合。角がピンピンに立つまでは泡立てず、少しおじぎする程度。

湯煎の温度は56℃前後でキープ。チョコレートを溶かすのは最大60℃らしいので。それより少し低めに設定。

前回はチョコレートとバターを一度に溶かそうとして、チョコレートがなかなか溶けなかった。今回は溶けにくいチョコレートを最初に溶かす。

溶けたチョコレートにバターを投入

チョコレートとバターの溶解終了

温めた卵黄を少しずつ加えてよく混ぜる。卵黄成分により乳化するらしいけど、今回は卵黄がたった二つなので、乳化というより、バターの中に混ざりこんだ感じ

卵黄の混ぜ終了

この状態だとシャバシャバなので、まず小麦粉を1/3ぐらい投入して、生地の粘り度と卵白の粘り度を合わせる、

卵白を1/3ぐらい投入(失敗ポイント1:メレンゲ作成してから少し時間経ったので、メレンゲがすこしボソボソになっている。緩めに泡立てしたので致命的ではないけど、パワーが落ちているような。やっぱりメレンゲは後から泡立てるべきだった)(失敗ポイント2:メレンゲを投入するときホイッパーの軸に当たった。軸のメレンゲは落ちないので、メレンゲ投入時は器具にあたらないようにすべき)

小麦・卵白の投入を交互に行い、ある程度よく混ぜて生地作成終了(検討ポイント:温めすぎると生地がだれると言われるので、混ぜ始める時点で湯煎から下した。すると生地の固さが一気に進むような印象。生地の固さと温度管理が難しい)

生地に混ぜ込むクルミ投入

パウンドケーキ型に流し込んで、上から飾り用クルミを乗せる。少し押し込む。(失敗ポイント3:型が小さすぎて生地を流し込んだ時点で9割ぐらいになっている。この結果、膨らみすぎて下の写真となる)

180℃に予熱したオーブンで、160℃で60分焼く。今回は5分短くして、55分焼いた(失敗ポイント4:予熱開始が早すぎて、一旦オーブンの電源が切れた。電源が切れた結果、庫内の温度が下がり、焼き始めたものの160℃まで戻るのに数分かかった)。

熱いうちにシロップを打つ。チョコケーキは低温で長時間焼くせいか、生地の外が乾いて固くなるので、シロップ多め。数日置いてから食べる方が味も落ち着いておいしいらしい。でも家で食べる場合はすぐに食べている。

今回はプレゼント用なので味は分からず。パウンドケーキ型に残ったケーキの余りを食べた感じでは甘さのバランスは良さそう。焼き加減や口どけは実際に食べてみないと分からない。

■追記(20170317)
お渡ししたケーキの焼き具合が気になって写真を送ってもらった。切り口を見ると、気泡が目立つ。多分メレンゲの混ぜ込みが不足して、所々にメレンゲの塊が残ったと思われる。

*1:ベーキングパウダーを使わないように変更、ラム漬けフルーツは家族から酔っぱらうと不評でクルミに変更